とにかく書いてみなはれ
こんにちは、岡山よつば予備校城東校の安倍です。
生徒さんが英語や現代文の記述問題を解いているのを観察していると、頭の中だけで文を組み立てて、初めから完全な答案を書こうとしている場合が多いことに気づきます。
もちろん、ある程度の形は頭の中で構成しておく必要はありますが、6、7割ほど組みあがったらさっさと紙に書いてみるように生徒さんには言っています。紙に書くことによって頭の中からいったん外にだして視覚情報に変えてやる、そうすると、より客観的に自分の答案のまずいところを判断できます。そこから修正して答案を完成させればよいのです。
ずっと頭の中で考えていると、1文が長くなりやすく、結果、「主述が対応していない」、「論理が通っていない」答案が出来上がりやすい。それはいったん書いてみて、きちんと読み返さないと気づけないことが多いので、あらかじめそのステップを答案作成手順の中に組み込んでおくのです。
頭の中で解答を作って、解答用紙に書いたら読み返さず次の問題に行く、ということをやっていると、がんばって書いたのに思ったより点がもらえなかった、となります。もったいない。
小論文を指導している時にもほぼ毎回言っています。話し言葉と書き言葉は違う、だから、これまで書いた経験が少ないのならば、初めからきちんと書けると思っていてはダメ、書いては直しを繰り返して上手くなってゆくのだよ、と。
岡山よつば予備校では、小論文対策の講座も用意しています。書けなくて困っているなら、一緒に練習しましょう!