数学を得意教科に変える3つのこと
よつば予備校瀬戸校の野波です。
今回は数学の得点アップの方法について紹介します。
この内容を実践すれば、文系理系、数学の好き嫌いに関わらず、
必ず数学が得意になること間違いなしです。ぜひ実践してみてください。
①基礎的な計算や問題を解くために準備する式、グラフは、
早く正確にそして最も合理的な方法で求められるようになることです。
たとえば、2次方程式の解の公式で、(xの係数)が偶数の時は
約分後の簡素化した解の公式を使うことや、2次関数のグラフにおいて、
y=(x+3)(x-2)と与えられたときは、式変形することなく
x軸と-3,2で交わるグラフが書けるようになるということです。
(展開して平方完成しない、ということです。)
大学入試では試験時間内に問題を解き終える
ことが重要になってきます。型にはまった計算に
時間を取られていてはいけないのです。
②チャート式、フォーカスゴールドなどの総合問題集をどれか1冊3回通り解くことです。
これらの問題集にはよく出題される典型的な問題が難易度が示されまとめられています。
ここにある問題は、この問題が出たらこの解き方でうまくいく、という手順を公式化して
身体に染み込ませてください。
また3回通り解くことにも意味があり、同じ問題を3巡すれば、問題を見た瞬間、
あの例題からの出題だ、ということが反射的に見えてくるようになります。
③3年生になってからは共通テストや
私大、2次試験などの本番向けのテスト演習に
多く時間をかけられるようにすることです。
そのためには上記①②の内容を、高2のうちに
終わらせてください。(高3生であれば、できる限り早く終わらせる)
①②ができていないと③は効率よく進められません。
本番向けの問題演習をしっかり行うことが大切になります。
以上のことを、日々の勉強の中に組み込めば、
数学の成績は必ず伸びます。
やるべき教科は数学以外にも
たくさんありますから、時間を上手に区切って
毎日続けてみてください。